にきび(ざ瘡)
にきびについて
にきびは、毛穴の出口が角質で詰まることから始まり、皮脂が貯まり、アクネ菌が増殖して炎症を起こします。通常、顔、背中、胸などの皮脂腺が多い部位に現れます。
にきびの形態には、面皰・コメド(白ニキビ)、炎症を伴うもの(赤ニキビ)、膿を伴うもの(黄ニキビ)、重症の場合には皮膚の下にしこりを作る場合もあり、炎症の程度によっても治療法が異なります。
炎症を起こしたにきびは治癒後も赤みが残ったり、凹みのある瘢痕が残ることがあるため、早めの治療が大切です。
治療について
★保険適応
面皰治療薬(角質を取り除く塗り薬)、抗菌薬(飲み薬、塗り薬)、漢方の飲み薬、面皰圧出法などがあります。
★自費治療
アゼライン酸を配合する化粧品、ケミカルピーリングなどがあります。
当院ではひとりひとりの肌の状態を診察した上、患者さんのご要望もあわせて個別に治療計画をたててまいります。