乾癬

 

尋常性乾癬とは

尋常性乾癬は、皮膚が赤く盛り上がり(紅斑)、表面に銀白色のフケのようなもの(鱗屑)ができてぽろぽろ剥がれ落ちる皮膚の病気です。
皮疹は摩擦の多い部位に出やすい傾向があります(頭、肘、膝、腰など)。
 

原因

まだ完全に解明はされていませんが、遺伝的な体質+環境要因(肥満、ストレス、喫煙、アルコール、糖尿病)などが発症や悪化に関与すると考えられています。
 

合併症

尋常性乾癬では免疫細胞が異常に活性化し、炎症性サイトカインが過剰に産生され、皮膚だけではなく全身に炎症を生じるといわれています。
・関節炎:手足の関節、膝関節、脊椎、腱や靭帯の付着部
・動脈硬化:心筋梗塞、脳梗塞のリスクは健常人の約1.5〜2倍
このような全身の炎症に対しては飲み薬、注射などの全身治療が有効です。
 

日常生活の注意点

・皮膚への刺激がない衣服(きついものはNG)
・感染症に注意
・飲酒、たばこは控える
・適度な運動、体重管理

 

治療

塗り薬
 ステロイド外用剤(軟膏、クリーム、ローション)
 ビタミンD3外用剤(軟膏、ローション)
 ステロイド/ビタミンD3混合剤(軟膏、ゲル、フォーム) 
光線治療
飲み薬
 PDE4阻害剤(オテズラ)
 レチノイド製剤(チガソン)
 免疫抑制剤(ネオーラル)
注射(生物学的製剤)
JAK阻害薬


その他の症状